
コービーは、メンバー提出直前に、出場が決まりました。ダラスは、ノビツキーが膝の手術の為に、ケイマンが、ふくらはぎの肉離れのため、欠場しました。
1Qレイカーズの、開幕最初のバスケットは、ナッシュの3ポイントでした。観客からは、まるで、ファイナル、ゲーム7の4Q終盤の様な、歓声が起こりました。よくボールが動きましたが、プリシーズンの時の様に、パスをするのが目的のパスがなく、着実にパスしていました。楽に決められるシュートが多く、メタ以外の全員が、高い確率で、決めていました。ディフェンスでは、コリソンに、よくレイアップを決められたのと、メイヨに、3ポイントを含む、ジャンパーを決められました。ジャンパーは、がら空きで打たれていないので、ディフェンスが、特に悪かった訳ではないです。
セカンドユニットへの交代は、まず、残り3分ちょっとで、ナッシュとコービーが、同時にベンチに下がり、ブレイクとミークスが登場し、その直後に、ドワイトとメタが下がり、ヒルとジェイミソンが登場し、パオがセンターにスライドして残りました。ミークスが、登場した直後に、不注意なパスで、ターンオーバーをしましたが、それ以外は、着実にプレーしていました。パオは、ベンチとのプレーなので、積極的に打ち、ミークスは、最初のシュートで、3ポイントで決めました。レイカーズが苦手なはずのファーストブレイクでの得点も、ジェイミソンがスティールしてドリブルで走り、ヒルのダンクに繋がりました。ブレイクは、ボールを持ちすぎることなく、まずまずのプレーをしていました。29-25の4点リードで、コーターを終了します。
2Qパオがベンチで、ハワードがセカンドユニットとスタートしました。出足に続けて決めて、点差を離しましたが、その後、ドワイトが、フリスローを2本外したり、ヒルのオフェンシブ・ファウルでのターンオーバーがあったりと、得点が止まります。ディフェンスも、出足は良かったのですが、半ば前から、半ばにかけて、クラウダーに、3ポイントを含む、アウトサイドのジャンパーを、よく決められます。ドワイトが、序盤に、フリスローが、0-4だったのも、失速の原因の1つでした。半ば前に、同点に追いつかれると、戻った直後のナッシュが、スティールされ、逆転されます。後半は、一進一退で、ディフェンスはまずまずでしたが、オフェンスでは、ボールの動きが悪く、時間がギリギリになってから打つことが続きました。48-46の2点ビハインドで、ハーフへ。
3Qドワイトの、3秒ルール違反による、ターンオーバーで開始します。この辺りが、ゲーム感が戻っていない所なのでしょう。序盤に、コービーが、3連続で決めますが、コービー以外が、決まりません。この間、ダラスに、ジャンプシュートばかりを、続けて決められます。がら空きにしてはいませんでしたが、クローズが甘かったです。半ばに、パオとドワイトが、続けて決め、追い上げムードになりますが、ディフェンスで止められないので、点差が縮まりません。半ば過ぎに、よくやく止めると、パオのフリースローと、コービーのジャンパーで、3点差に追い上げますが、ここからが、良くなかったです。オフェンスでは、メタとナッシュが、続けて、どちらも、時間ギリギリに打って外し、ディフェンスでは、カーリー、ブランドのビッグマンに、続けて、バスケットの近くで、決められます。ドワイトが、本調子なら、これだけ簡単には、決められなかったはずです。
終盤は、まず、ナッシュとヒルが同時にベンチに下がり、次に、ブレイクとヒルが登場し、コービーとメタが下がり、ミークスとジェイミソンが登場します。終盤は、よくオフェンシブ・リバウンドを取ったのですが、そこから、ファウルされても、フリースローを外したり、昼が、2度続けて、オフェンシブ・リバウンドを取っているのに、ブレイクとミークスが、続けて、3ポイントを外したりと、得点に結び付けられませんでした。74-66の8点ビハインドで、コーターを終了します。
4Q出足に、又、時間ギリギリになって、ブレイクが、ジェイミソンにパスしますが、ジェイミソンが、体勢を崩しながらも決めた上、ファウルを取って、&1も決めます。ところが、そこから、ヒルが、又オフェンシブ・リバウンドを取って、ファウルされているのに、フリースローを2本共外します。ディフェンスでは、逆に、ファウルした上に、決められ、&1を与え、たり、続けてファウルをしたりと、ファウルをしないで、ディフェンスができなくなります。ダラスは、レイカーズと違い、フリスローを、きっちり決めました。序盤で早くも、二桁得点差にされると、差を広げられ始めます。半ば前に、スターターが戻りますが、オフェンスがちぐはぐで、決まらない上、オフェンシブ・リバウンドを取っても、そこから、決められません。点差は離れていく一方で、追い上げムードには、一度もならないまま、敗戦となりました。
コービー:22得点(11-14)、0アシスト、1リバウンドゲーム開始の1時間半前くらいに、出場が決まりました。80%の状態だそうです。アシストとリバウンドの少なさに、それが現れているのかもしれませんが、体調不十分で、これだけやれば、充分です。
ドワイト:19得点(8-12)、10リバウンドまだ、リバウンドやディフェンスへの反応が、1歩遅いです。ジャンプも充分にできていないです。オフェンシブ・リバウンドを取っても、そこから、フィニッシュできないです。昨日のインタビューでは、「ヘルニア自体は問題ないけれど、手術を受けると、筋肉を切るので、それが元に戻るのに時間がかかる。筋肉の持久力が、元に戻っていない。家に例えたら、土台と壁は建てたけれど、まだ絨毯も暖房もない状態。」と言っていました。リバウンド争いでは、並みのセンターにしか、見えませんでした。復帰は、早くてもクリスマス前と言われていたのが、もうプレーしているので、不十分な状態なのは、分かりきっています。フリースローは、ACのチャック・パーソンズが専属でコーチし、打つ前のボールを持つ位置を高くしていますが、今日の所は、成果はなく、3-14でした。
パオ:23得点(8-19、3PT=1-1)、13リバウンド、6アシスト、3ブロックやる気満々でした。シュートの確率は、あまり良くないですが、オフェンシブ・リバウンドからのプットバックが決まらなかったり、時間がギリギリになってからのシュートもあったので、内容は悪くないです。
ナッシュ:7得点(3-9、3PT=1-4)、4アシスト新しいメンバーで、新しいシステムで、PGが一番大変だと思います。アシストは、少ないですが、良いパスを出しているのに、チームメイトが決められなかったものが、何本かありました。
メタ:3得点(1-8、3PT=0-3)、8リバウンド、4アシスト、3スティール体重を減らしたので、走れる様になったし、ジャンプができる様になったので、リバウンド数が、昨年のPG並みに比べたら、かなりの進歩ですが、オフェンスは、全く改善が見られないです。スティールは多いのですが、ターンオーバーも、3あるので、差し引き0です。ボールを持つ機会が少ないのに、ターンオーバーが、多いです。
ヒル:9得点(4-6)、5リバウンドよく走るし、5リバウンドの内、オフェンシブ・リバウンドが4もあって、エネルギー部門で貢献しています。今日に限っては、折角オフェンシブ・リバウンドを取っても、その後ファウルをされ、フリスローを外していますが、元々、フリースローは、それ程悪くないので、心配はないです。フリースローは1-6でした。
ブレイク:無得点(0-2、3PT=0-1)、6アシストボールを長く持ちすぎないで、よく動いていました。アシストは評価できますが、シュートは、数字の問題だけでなく、オープンなのに、躊躇して、クローズされてから打ったりと、相変わらずです。
ミークス:3得点(1-3、3PT=1-3)ジェイミソン:5得点(2-4、3PT=0-1)、5リバウンド、2アシストプリシーズンから比べて、動きが良かったです。特に、リバウンドに対する、反応が良いです。
オフェンス1Qは良かったのですが、2Qから、おかしくなりました。ボールもプレーヤーも、止まっているのが目立ちました。ドワイトが、「正しい動きをしようと、考え過ぎている。」と言っていました。オフェンスは、暫くは、我慢です。但し、シュートは、全体で38-77の49.4%なので、それ程悪くはないです。それも、メタと、ブレイクが、合わせて1-10と脚を引っ張っていて、この確率です。新しいメンバーとシステムで、これなら、まずまずです。
良かった点もあります。昨年と比べて、スクリーンを、しっかりセットする様になってきました。スクリーンの使い方も、上手くなってきています。
フリスローが、12-31の38.7%と、シュートより酷いです。ハワードと、ヒルが合わせて、4-20です。この2人が、半分決めていたら、接戦でした。オフェンスは、悲観する必要なないです。
ディフェンスペリメターも、ペイントも、全般的に、甘かったです。ジャンプシュートは、一見カバーしている様に見えますが、クローズが甘いので、窮屈にさせていないです。ローテションは、ヘルプには出るのですが、ヘルプに出たプレーヤーのヘルプが、遅いか、無いかです。
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