1Qは、出足から、ニューオリンズが、7連続でシュートを決めますが、その間に、4ターンオーバーがあったため、レイカーズが付いて行かれました。終盤まで、僅差で進みますが、最後の数分で、レイカーズのシュートが決まらないのに、ニューオリンズは、引き続き決め、点差をあっという間に広げられ、32-23の9点ビハインドで、コーターを終了します。足の怪我が心配されるコービーは、4分を切った所で、早々とベンチに戻りました。このコーターに、スターターでシュートを打たなかったのは、コービーだけでした。
2Qは、序盤にレイカーズのディフェンスが締まります。オフェンスでは、まずラマーがレイアップを決めた後、シャノンが2連続で、3ポイントを決め、一気に1点差に迫ります。シャノンの2本目の3ポイントは、ラマーが外した後、バーンズがオフェンシブ・リバウンドを獲った結果でした。その後、バーンズは、レイアップを外すのですが、自分でティプインし、逆転します。直後に再逆転されますが、半ば前にコービーが戻ると、すぐ決めて、再々逆転。その後は、交互にバスケットを決め、逆転を繰り返しますが、終盤にトレバーの3ポイントと、コービーからファウルをされたバスケット&1の3ポイントプレーがあり、4点のリードを奪われます。離され始めて、嫌なムードになったのですが、その直後に、コービーが、オカファーの頭越しにスラムダンクを決め、一気に盛り上がります。ニューオリンズのオフェンスになっても、観客からのMVPコールが、鳴り止みませんでした。ディフェンスでしっかり守ると、コービーが今度は、レイアップを決め、同点に追いつくと、今度はフィッシャーが、バスケットに突進して、レイアップを決めます。その後、ポールにフリースローを与え、同点に追いつかれます。直後にニューオリンズが、ゾーンディフェンスをして来ますが、コービーが迷わず、ペイントにドライブして、フローターを決め、リードを奪います。結局、この後、ニューオリンズにリードを許すことは、一度もありませんでした。この後、ポールに3ポイントを決められ、1点差に追い上げられますが、フィッシャーが、又もやバスケットに突進してレイアップを決め離し、ポールにジャンプシュートを決められ追い上げられると、今度はコービーが、バスケットに突進して、レイアップを決め離し、54-51の3点リードで、ハーフタイムへ。
3Qは、出足のオフェンスで、クロックがカウントダウンして来て厳しい中、フィッシャーが3ポイントを決めてくれます。序盤は、殆ど点差が変わらなかったのですが、半ば前にコービーが、今度は左手でダンクを決め、点差を二桁にします。半ばに、ベリネリに2連続で3ポイントを決められますが、前半は、静かだったロンが、続けて決め、なんとか、点差を維持します。半ばから、レイカーズのディフェンスが厳しくなり、約3分間、ニューオリンズの得点を、フリスローからの1本だけに押さえ、オフェンスでは、コービー、ラマー、パオが着々と得点し、終盤には、11点リードに持ち込みます。ところが、トレバーに、2連続で3ポイントを決められ、一気に5点差に追い上げられます。ここから、POに入ってジャンプシュートが決まっていないラマーが、バスケットにアッタクし、ファウルを獲ると、フリスローを決め、少し離します。その後もよく守り、終了間際、残り23秒ちょっとを残し、フィッシャーが、フリスローを獲りますが、2本目を外します。23秒も残っていて、ポールのいるチームなら、2点は覚悟せざるを得ない状況ですが、ここで、フィッシャーが外したフリースローを、シャノンがリバウンドします。その後時間を使って、得点はできませんでしたが、ニューオリンズの得点も防ぐことができました。79-72の7点リードで、コーターを終了します。
4Qは、序盤は、バイナムが、オフェンスで頑張りました。又、ポールが外した3ポイントのリバウンドからのファーストブレイクで、ラマーがよくドリブルして走り、バーンズにパスし、バーンズはファウルをされたために、バスケットは決められませんでしたが、フリースローを2本決めました。バーンズがバスケットを決めなかったので、ラマーにアシストは付きませんが、1アシストに値するプレーでした。PFが、ドリブルして、あれだけ走れるのは、強みです。前半は、レイカーズのディフェンスが良く、最初の5分に与えた得点は、ポールのジャンプシュートによる2点のみでした。序盤で、15点差にしたので、コービーをベンチから早々と出さないで済みました。半ば前に、このコーターのニューオリンズの2つ目のバスケットを、ベリネリが決めますが、ブレイクが3ポイントをお返しし、そのお返しに、ポールに決められ、14点差になった所で、コービー、フィッシャー、パオが戻ります。その後、お互いフリースローの交換になりますが、点差は縮まりません。残り3分を切った16点リードの場面で、パオがフリースローを獲ると、コービーはベンチに戻ります。パオは2本共決め18点リードとし、事実上ゲームを決めました。
コービーは、19得点、4アシスト。シュートは8-13と、絶好調でした。2つのダンクについて、記者会見で、「ホーネッツに対するメッセージか?」と訊かれ、「チームメイトに対するメセージだ。」と答えていました。フィルは、「今日は、コービーが弱点だと思っていたら、最高のプレーだった。」と、満足そうでした。ニューオリンズのHCウィリアムスや、クリス・ポールも、「本当に痛いの?」と半信半疑の様でした。コービーは、レントゲンとMRI検査を受けなかった理由について訊かれ、「骨折しているとは思わなかったし、どっち道プレーするのに、(検査のための病院に行くのに)フリーウェイに2時間もいるのは、時間の無駄。」と答えていました。全く、怪我を感じされないプレーでしたが、1Qには、張りがあったそうで、フィルによると、まだ腫れがあるそうです。4Qに点差があいて、ミニッツが29分と少なかったのが、助かりました。
パオは、16得点、8リバウンド、4アシスト、3ブロック。シュートは6-12でした。シュートやリバウンドが不調の間は、アシストも少なかったですが、今日はアシストも、パオらしく戻って来ました。昨日、メンフィス対サンアントニオのゲームを見ていたら、パオとマークのスタッツが横に並んで出て来て、全てのスタッツで、マークが上でした。パオも、弟がプレーしていたので、きっと見ていたと思います。パオのレイカーズへのトレードは、メンフィスからの寄付なんて言われていたのが、メンフィスの躍進で、最近では、「パオをトレードして良かった」、「パオではなくて、マークがいて良かった」という論調に変わって来ています。パオの耳にも、当然入るはずなので、良い発奮材料になっていると思います。
バイナムは、18得点、10リバウンド、2ブロック。シュートは6-11、リバウンドの半分5は、オフェンシブでした。ニューオリンズを相手に10リバウンドは、それ程良くない様に見えますが、4Qに差がついて、殆どプレーしていないため、ミニッツが29分と少なかったので、かなり良い数字です。フリースローも6-7と、ビッグマンとしては、満点です。長いリバウンドを追って、コートの端まで、突進して行く場面もありました。気迫たっぷりです。
ロンは、11得点。シュートは4-8でした。前半は、殆どオフェンスに絡むことがなく、シュートは1-3の3得点でしたが、後半、特に点差が開いたり縮んだりした3Qの、ここで得点が欲しいという時に、3つのバスケットを決めました。尚、ロンは、メンタルヘルスの重要性を伝えたり、メンタルヘルスのための資金集めの活動に貢献したことが認められ、社会奉仕に貢献した、NBAのプレーヤー、コーチ、又はトレーナーに与えられる、J.ウォーカー・ケネディー賞を受賞しました。今日のゲーム前には、その授賞式がありました。ビデオの頭に、その映像があります。トロフィーを受賞した後、今日の解説担当だった、レジー・ミラーの所に走っていったのが、印象的でした。
フィッシャーは、13得点、3アシスト。シュートは5-6、3ポイントは2-3と、絶好調です。ポールのジャンプシュートを、ブロックする場面もありました。ポールに対するディフェンスは、一時的には、コービーやロンがつくこともありましたが、フィッシャーが、ほぼ全面的にやっていました。ポールは前半11得点、8アシストでしたが、後半は9得点、4アシストと、主にアシストを抑えました。
ラマーは、13得点、7リバウンド、1ブロック。シュートは4-12、3ポイントは1-4と、引き続き悪いです。しかも、決めた3ポイントは、ゲームが事実上決まった、残り1分を切ってからでした。ジャンプシュートが、決まりませんが、決まらないのに、バスケットにアタックしないで、打ち続けるのが気になります。但し、シュート以外の部分では、リバウンドや、ファーストブレイクを、ドリブルして仕切ったりと、ボックススコアーに表れない部分で貢献しています。
ブレイクは、3得点、3リバウンド、3アシスト。シュートは3ポイント1本の1-1でした。ビッグマン同士が、リバウンドを競っている間に入り込み、横取りするプレーもありました。
シャノンは、8得点、4リバウンド。シュートは2-8、3ポイントは2-5と、悪いですが、2Q序盤に2本の3ポイントで、追い上げに貢献しました。それよりも、3Q終了間際の、オフェンシブ・リバウンドが、精神的にも大きかったです。2点に値するリバウンドでした。
バーンズは、5得点、4リバウンド。シュートは1-4と悪いですが、よく走ってバスケットにアッタクし、フリスローを獲って、得点を稼ぎました。又、リバウンドは全部オフェンシブです。オカファーやランドリーに囲まれてジャンプしているのに、何故か、バーンズがボールを持って、ゴール下の人ごみの中から出て来ます。大したものです。
ディフェンスは、1Qに、ニューオリンズに81.2%と決められ捲られたのですが、その後は締まりました。1Qは、ペイントのドライブを警戒して、離して守っていた部分もありますが、レイカーズのディフェンスが酷かったというより、ニューオリンズがよくジャンプシュートを決めました。2Q以降、特に後半、身体をつけて、厳しいディフェンスをしました。その為、ニューオリンズのプレーヤーが、窮屈そうにプレーすることが多く、苦し紛れにパスを出して、ターンオーバーが、よくありました。ポールに対するディフェンスは、フィッシャー1人に任せないで、ダブルチームをして、ボールを手放させたり、スイッチして、ビッグマンがポールをガードしても、すぐに、ガードが戻って、スイッチし直していました。
リバウンドは42-25のプラス17と圧倒しました。オフェンシブ・リバウンドでも、15-3のプラス12です。その結果、セカンド・チャンス・ポイントは、22-2の大差でした。ゲーム前に、ニューオリンズのバックアップPGのジャックが、「レイカーズの方が才能があるし、大きいが、リバウンドは五分五分なら、自信がある。」と言ったそうです。7フッターが2人もいるチームなのに、随分舐められたものです。ゲーム4は、そう言われても当然のプレーでしたが、今日のプレーで、黙らせたでしょう。
オフェンスでは、よくパスが周りました。コービーのミニッツが少なかったこともありますが、シュートの本数は、バイナムが11本、パオとラマーが12本、コービーが13本と、得点源のコービーとビッグマンが、ほぼ均等に打ちました。ビッグマンによくボールが行ったのと、ビッグマン以外も、安易にジャンプシュートを打たないで、よくペイントにドライブしていました。
ビッグマン全員が、各10本以上シュートを打って、合わせて50%近く決め、リバウンドで勝った、負ける気がしないです。
日本だと、仕事中だから、辛いですよね。コービーは、最初のダンクの後もそうでしたが、2回目のダンクの後の表情が怖かったです。
>>Blancさん
全員がやるべきことをきちんとやりました。
コービーは、治療をしたからと言っていますが、やっぱり気持の問題ですよね。
>>アレさん
コービーは、凄いですが、ESPNで、コービーのプレーに驚いたかというアンケートをやっていたら、74%が驚かないと答えていました。怪我しても、凄いプレーをすると思っている人が、こんなに沢山いるのも、凄いと思います。
ホーネッツは、みんな、実力を出し切ってプレーしていますよね。ハートを感じます。
>>RNNRさん
ダンクは、体力維持のために、意識して、控えているみたいですよ。
>>k-1さん
ナンバー8の頃の様だと言っている人が多いです。
やっぱりリバウンドを獲らないと。やりやすいのは、マブスですよね。
ところで、「レイカーズは“無敵”だと思います。」の所を、「レイカーズは“無駄”だと思います。」と読んでしまって、当惑しました。今日は、表示できない様にしてのヘイトコメントがあるので、その潜在意識だと思います。1日に2件も、いちゃもんつけたコメントがあって、むかっと来て、名前を見たら、k-1さんなので、おかしいと思って、良く見たら、「無敵」で、1人で大笑いしました。
>>okaさん
シャノンが、アフロの頃の様なダンクと言ったら、コービーが、その頃シャノンは2歳だったと言っていました。
やっぱり、スーパースターがいるチームは、そんなに簡単には敗れないです。特に、PGだと、他のプレーヤーの力を引き出すことができるし。
>>ポポさん
あまり凄かったので、怪我したふりをしているだけじゃないかという連中もいるのですが、足の甲が青くなって、腫れているみたいです。
7戦にもつれ込んだら、何があるか分らないですよね。明日決めたいです。
>>TAKAさん
ランドリーが、「本当に怪我しているの?それなら、俺達も怪我した方が良いかも。」と言ったそうです。
兎に角、リバウンドを獲らないことには、他が少々良くても勝てないです。これくらいリバウンドの差があったら、シュートが悪くても勝てます。そういう点でも、POで1番でしたね。
>>beat laさん
人には見えない様に投稿したヘイトコメントはスルーします。見えるように投稿なら、どんな内容でも、返信しますが。
>>すぐるさん
本当に、お久しぶりです。
コービーが、レイカーズに喝を入れたという感じでしたね。今日は、どのスポーツ番組でも、コービーのダンクが話題になっていました。
フィッシャーはよくやっているし、ロンは波が少ないし。ベンチは、ディフェンスを頑張っています。
レイカーズは、追い詰められないとプレーしないと言われています。追い詰められる前に、しっかりプレーして欲しいです。
>>しゅうさん
今シーズンは、安定感がなくて、心臓に悪いです。優勝するには、ディフェンスとリバウンドです。
あのダンクが、ゲームを救ったと言われています。その後の、レイアップも良かったですが。コービーは、怪我をしていても関係ないですね。プレイタイムが短かったのは、助かりました。でも、4Qは、もっと早くに戻りたかったみたいですよ。フィルに催促したらしいです。
ポールに対するバーンズのディフェンスは、私も良かったと思います。あれを決められたら、仕方が無いです。同じ決められるのでも、楽させて決められないで、苦労して決めさせたら良いです。ポールを完璧に抑えるなんて、不可能ですから。
>>国士さん
2Qの頭に、あっという間に詰めましたからね。
コービーは、ダンク以外も、よくドライブしまして、ビックリしました。怪我をしているから、ジャンプシュートが多くなると思ったのに。オフェンスは大丈夫だと思いますが、ディフェンスがきついのでは。足を怪我すると、後ろや横に動くのが、きついそうです。
パオは、シーズン中から、集中力が欠けるプレーが、よくありますね。終盤にも、元々パスが悪かったのですが、脚を動かさないで、手だけで取りに行って、あやうくスティールされそうなプレーがありました。
バーンズのディフェンスが良かったので、ポールはフェイダウェイを打ちましたよね。ポールには、厳しいシュートを打たせたら、結果は気にしなくて良いと思います。
>>oniさん
oniの目に涙ですね。(笑)
1Qのリードと、FG%には、私も腹が立ちましたが、逆に、最初から最後まで、あんな高率でジャンプシュートを決め続けられるはずがないので、ニューオリンズが安易にジャンプシュートを打つ、落とし穴になってくれることを期待して見ていました。
「レイカーズが優勝したら、あのダンクがThe Momentだ」と言っていたジャーナリストがいます。流れも変わったし、チームメイトの意識が変わったダンクだと思います。
さっさと終わらせたいですが、ホーネッツも簡単には引き下がらないと思いますよ。やっぱり、良いPGがいるチームは怖いです。CP3は、良い所の騒ぎではないし。
>>新参者さん
そうなんですよ。全員が、実力を出したら、まず負けないです。みんな、どこかに、コービーが最後に助けてくれるという安心感があるから、必死にならないんでしょうね。
力を信じるのもそうですが、欲が無い人が多いのでは?
コービーは、シーズン中は、POのことを考えて、安全にプレーしていると思います。POになったら、全開でしょう。
コービーのファウルの件は、私もそう感じることもありますが、ファンは、自分のチームに不利な判定だけ憶えていて、相手に不利な判定は、憶えていない部分もあると思いますよ。
>>もみじさん
もみじさんの欠場すべきだというコメントと、ほぼ同じ様な趣旨の記事が、地元の新聞にあったのですが、今日になって、ファンから記者が名指しで、「コービーを信じろ」と言われていますよ。でも、松葉杖だった人が、2日後に、あんなことになるとは。でも、「信じられない!」と思った後で、ちょっと考えると、「コービーなら信じられる」と思いませんか?
ダンクのメッセージは、レイカーズのビッグマンに対して、こうやってペイントを責めろと見本を見せたと言っていたジャーナリストがいました。
ファウルについては、フィルの意見では、攻撃的にプレーしていると、取ってもらいやすいけれど、消極的だと、取ってもらえないそうです。スピードがあって、ゴール下だと混雑しているので、現実の問題として、審判には、全部が見えないですよね?そこで、身体の動きの勢いが、関係してくると思います。コービーは、今シーズン序盤に、膝の影響で、ジャンプがあまりできていなかったので、それでファウルにならなかった部分もあると思います。
ところで、「超長文」歓迎ですよ!
>>Venzaさん
POは、ファールコールが緩くなるので、それもあると思います。今日、メンフィス対サンアントニオを見ていても、ファウルのようなのに、ファウルにならないのが、いくつかありました。マイアミも、レブロンがファウルを取ってもらえなくて、スポエストラが抗議してTを貰っています。特に、ゴール近くのぶつかり合いは、POはファウルにならないのが多いです。それに、シーズン中なら、フレイグラント1になりそうなのも、ただのフリスローファウルになると思いませんか?プレーオフ・ハード・ファウルとか言いますよね。
ランドリーは厄介ですよね。体形のわりには、スピードがあるし。でも、ディフェンスでは厳しいですが、オフェンスでは、身長がないので、もっと、パオやラマーが、ペイントにドライブしたら良いと思います。
>>かずさん
いつもコメントありがとうございます。
1Qは不安でしたが、ジャンプシュートばかりだったので、それ程悲観しませんでした。
コービーのダンクは、何度見ても良いですよね。パオは、マークの活躍にも刺激されているのでは?