[番外編] 和製英語と外来語

レイカーズを中心にNBAの話題をロサンゼルスから。


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[番外編] 和製英語と外来語

和製英語や、外来語について、いくつかコメントを頂いて、色々考えてみたら、面白いし、NBAのニュースは殆どなくて、失業状態なので、記事にすることにしました。

まず、アンソニー・メイソンさんから、ナイター、及びその他の野球英語について、面白い記事を、ご紹介い頂きました。

http://www.fujitv.co.jp/sports/column5/pc_00/pc0517.html

これによると、ナイターは、和製英語ではなくて、アメリカでは死語になっている、古い英語の様です。この記事によると、他にも、アメリカでは使われなくなった野球英語が、日本では残っていて、和製英語と誤解されているケースがある様です。

これと、逆のことが、長くアメリカに住んでいる日本人や、日本語を話す日系人にも起こります。日本では、死語になっている言葉を、老人だけでなく、若い人も結構使います。20代の若い日系人が、「海水着」「シミーズ」という言葉を使って、大笑いしたことがあります。本人も、「私の言葉は、年寄りくさいと日本人からよく言われる。」と言っていました。

和製英語の中には、野球用語の記事にもある「ランニング・ホームラン」の様に、意味を的確に捉えているものもあります。ミスドさんがコメントで挙げている、「サラリーマン」は、分かる気もします。

遊園地の「ジェットコースター」も、和製英語です。英語では、”roller coaster”(ローラー・コースター)と言います。実際には、ジェットではないので、事実無根なのですが、スピード感が、名前に表れていて、良い和製英語だと思います。

意味を的確捉えて、英語以上に実態を上手く表現している和製英語もあれば、逆に、どうしてこんな和製英語ができたのかと、由来も意味も全く分からない物の代表が、「コンセント」です。これは、”power outlet”や、単に”outlet”と言います。「コンセント」に一番近い発音の英語は、”consent”で、「同意する」という意味の動詞です。一体、どこから「コンセント」なんて言葉を考え出したのでしょうか?

車に関する言葉も、英語なのに、実際に使われている英語とは違うものが、沢山あります。

ハンドル        => steering wheel
バックミラー   => rearview mirror
クラクション   => horn
ボンネット      => hood
フロントガラス => windshield
リア(ギア)    => reverse
ウインカー     => blinker

よくも、これ程、わざわざ、元の英単語と違う、英単語の名前を考え出したものだと、感心します。

やはり、ミスドさんが挙げている、「バイキング(料理)」は、日本語で、食べ放題のことを言います。バイキングとは、北欧、スカンジナビア(スウェーデン、ノルウェー)の海賊です。一体、どこからこの言葉が来たのでしょうか?

単に、意味不明なだけなら、まだ良いですが、誤解を招く所か、ネイティブが聞いたら、気分を害する和製英語もあります。

以前の記事中の、「ハイタッチ」が、正にそうです。少し、猥褻なニュアンスがあるので、言われた方は、困惑するはずです。これに似ているのが、「スキン・シップ」です。これを、アダルト映画の題名だと言っても、誰も疑いません。

又、外来語でも、どの国から来た言葉なのかが分からないので、カタカナ言葉ならなんでも英語だとうと思うと、そうでなくて、通じない言葉が、幾つもあります。レストランで、「パン、プリーズ」と繰り返したら、ウェイターがフライパンを持って来たとか、ケーキ屋で、「シュークリーム」と言ったら、店員が困惑した顔をして、奥に入っていって、靴クリームを持って来たとか、実際にあったかどうかは怪しい笑い話もあります。

「パン」は、フランス語、スペイン語等の、ラテン語系の言葉からの外来語で、英語では”bread”です。「シュークリーム」は、フランス語の「chou à la crème」(クリームのキャベツ)から” à la”が抜けた物で、英語を話す人には、’shoe cream”(靴クリーム)に聞こえます。日本のシュークリームは、英語では”cream puff”と言います。バームクーヘン(ドイツ語)や、カステラ(スペイン語のカスティーヤ)も、英語ではないので、通じません。

ホチキスも英語だと思っている人が、沢山いますが、アメリカでは絶対に通じません。英語では、”stapler”と言います。ホチキスの針のことは、”staple”と言います。以前の同僚のアメリカ人で、日本語がかなり上手い人がいました。その人に、「日本語の単語で発音し難いのは?」と訊いたら、「ホ・チ・キ・ス」と言われました。ホチキスは、日本語だと思っていたのです。

和製英語ではないのですが、英語が日本に輸入された際に、意味が誤解されて伝わるケースも、よくあります。実際の英語の単語なのに、意味を取り違えて使っているもので、”glamour”(グラマー)、”naïve”(ナイーブ)、’feminist”(フェミニスト)が、そうです。

日本語の「グラマー」は、女性に対して使われて、最近ならパメラ・アンダーソン、代表的なのが、マリリン・モンローの様な体形の女性のことを言います。

PA.jpg

英語の”glamour”は、男女に関係なく使われます。私の手元のWebster’sの辞書には、” seemingly mysterious allure, bewitching charm”(一見神秘的な魅力、妖艶な魅力)と、定義されています。女性とは定義されていないし、体形の定義もないです。

今、ハリウッドで、一番glamorous(グラマーな)俳優はといったら、殆どの人が、ジョージ・クルーニーを挙げます。日本人なら、「どうして男か?」と思いますよね。

GC.jpg

日本語の「ナイーブ」は、「繊細な」「気が付く」という、肯定的な意味で使われます。英語で”naïve”と言ったら、「単純な」「世間知らずな」「現実が分かっていない」という、100%否定的な意味です。細かいことに気が利いて、良くしてくれた人に対して、「あなたは気が付く」と言いたくて、”You are naïve.”なんて言ったら、「こんなに良くしてやっているのに、何だその言い方は!」と、気分を害されます。

日本語の「フェミニスト」は、女性に優しい男性のことを指します。そこで、女性のフェミニストは、いないはずです。男性は、女性に対して優しくさえしていれば、フェミニストと呼ばれます。英語の”feminist”は、「男女平等主義者」です。そこで、当然女性にも、フェミニストはいるし、女性に優しくしていても、フェミニストではない男性は、いくらでもいます。

発音が違う為に、通じない外来語もあります。”UFO”は、日本では、「ユーフォー」と発音しますが、英語では、”U・F・O”(ユー・エフ・オー)と、アルファベットを一文字ずつ発音します。「ユーフォー」と言うと、通じないだけでなく、”You, fool.”(お前、バカ)と聞こえる恐れがあります。

これと似たのが、”VIP”です。日本では、「ビップ」と発音しますが、英語では、”V・I・P”(ヴィー・アイ・ピー)と、発音します。こちらは、「ビップ」と言っても、通じないだけで、侮辱と勘違いされる心配はないですが。

今でも使われているかは分からないですが、10年程前、日本に行って、テレビでプロ野球を見ていたら、アナウサーが、「今のは、フロックですね。」と言いました。私は、「フロック」の意味が分からなかったので、一緒に見ていた父に意味を尋ねたら、「最近、使い出した言葉で、まぐれとか、運が良かっただけとかいう意味だと思う。英語じゃない。」と言われました。「フロック」なんて英語の単語で、そんな意味の言葉なんて聞いたことが無いと思ったのですが、ふと、’fluke”だということに、気が付きました。”fluke”は、「フルーク」と発音します。日本語で、「まぐれ」という言葉があるのに、どうしてわざわざ、英語の単語を、間違った発音をしてまで使うのか、不思議で仕方が無かったです。全国中継のテレビで、自分は知識がないと、宣伝している様なものです。

外来語や、和製英語の乱用の裏には、日本人の、欧米人コンプレックスがあるようで、あまり気分の良いものではないです。

次回は、ミスドさんからご質問があった、日本語から英語に輸入された、外来語の逆、謂わば、「外出語」について、記事にします。


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2011/09/04 16:58  番外編 その他 | コメント(8)
Mighty Mouseさん&もみじさん、こんにちは。
>>Mighty Mouseさん

初めまして。

そうだったんですか。私は国際ルールは、殆ど知らないです。知っているのは、コートのサイズ、3ポイントライン位置、ペイントのサイズと形が違うことと、オフェンシブ・インターフィアレンスとゴールテンディングがないことくらいです。1-3が無いのは、間違いを避けるという点では、良いルールだと思いますが。


>>もみじさん

NBAの話題が無いのは、寂しいですよね。

小林は、昨日か一昨日のニュースで、参加するというのをやっていましたが、結果は、まだ知りませんでした。情報ありがとうございます。この人は、アメリカ人より有名です。大食い選手の代名詞になっています。「コベヤーシ」になるんですが。
[ 2011/09/08 13:41 ] [ 編集 ]
ごぶさたです。
どうにもロックアウトだし来シーズンも遅れる?予定みたいだしNBA中毒が大変なことになってます。最近は過去のゲームのDVDをアメリカから買うのを真剣に検討しています。

記事と全く関係なくて恐縮ですが、今日たまたまネットで日本人のホットドックのニュースを見ました

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110907/amr11090709010003-n1.htm

これって以前Mayさんのサイトで紹介していた方ですよね?

なんか思い出して報告してしまいましたww
[ 2011/09/07 12:45 ] [ 編集 ]
初めてコメントさせていただきます。
背番号の件で補足しますが、1~3が使えないのは日本だけではなく、国際ルールです。
ですが、日本では10年位前にルールが改定されまして、現在は使用可能になっています。
もちろん個々の大会毎にルールが有りますので、大会規則に則って用いられますが。
[ 2011/09/07 11:34 ] [ 編集 ]
カンエイさん、こんにちは。
1-3といったら、バスケットボールの得点なのは、ピンと来ました。フリースローとは、気がつきませんでした。間違いを避けるという点で、良いルールですよね。
[ 2011/09/06 14:14 ] [ 編集 ]
ほぼ正解です(-口-;)。

結構知らない、思いつかない人が多いのですが…さすがです。

フリースローの数が1~3本まであるので、1~3番までユニフォームを着ている人がいると、審判の指での合図を誤認してしまう恐れが有るからです。

アメリカでは分かりませんが、日本では主審と副審は協会が認定した公認審判(大人)が行いますが、テーブルオフィシュルズに関しては全国大会(インターハイ)決勝まで高校生が行うので、間違いが起こらないように番号を4番以上に定めているそうです。
[ 2011/09/06 03:04 ] [ 編集 ]
KAZさん&カンエイさん、こんにちは。
>>KAZさん

そうだったんですか。バイキングというと、アメリカでも、野蛮なイメージがあります。それに、みんなでかくて、食いまくっているイメージがあります。映画もそこからきたのでしょうね。

メリケン粉もそうですが、ミシンもそうですよね。今なら、マシンと言っていたはずです。昔の人の方が、謙虚で、注意して音を聞いて、カタカナ表記していたのだと思います。よく、バカは自分でバカだと気がつかないといいますよね。知らない人に限って、自分は何でも知っていると思っているものです。最近の人は、知っていると思っているから、聞きもしない、調べもしないで、ローマ字読みにして、表記しているから、おかしなことになります。


>>カンエイさん

「博打」の様に、ちょっと罪悪感がある言葉を、「ギャンブル」と言うと、生生しさがなくなるから、外来語を使うという気持ちは分かります。でも、日本語だとカッコ悪くて、英語だとカッコ良いというのは、情けないです。

確かに、どこの国でも、外国の物は、異国情緒があって、憧れがあるのは分かりますが。漢字がアメリカでカッコ良いのも、異国情緒があるからだと思います。殆どの人には、意味が分からなくて、自分だけ分かるという部分も、魅力なのかもしれません。「勉族」は、ポートランドの、マーカス・キャンビーです。ポートランドにトレードされる前に、クリッパーズにいたので、知っています。アイバーソンが、「忠」と入れているのは有名ですよね。アイバーソンは、「忠」には程遠い人ですが。

1-3がないなんて、知りませんでした。当然理由は知らないですが、推測すると、得点と関係するのでしょうか?例えば、「ナンバー○○が2点」という時に、ナンバーと点数を、審判が、指で、記録係りに伝えるとか。1-3だと、紛らわしいですよね。それか、ファウルの回数でしょうか?4より大きいナンバーは良くて、3以下は駄目というのは、それ位しか、理由が思いつきません。正解を教えて下さい。
[ 2011/09/05 17:21 ] [ 編集 ]
何でも横文字がかっこいいとか、良く知りもしない専門用語を使った方が賢く見えそうと思うのは日本人の癖みたいなものです。
お土地柄、深層意識の部分が縦社会なので、テレビ司会者等の社会的影響力のある人が「YES」と言えば、「YES」になってしまうのが日本人です。勿論全員ではありませんが。今や日本人の道徳観念はTVの中にしかないので。

でも、NBA選手の中にも漢字をファッションに取り込む人はいますよね。誰だったか覚えてませんが、「勉族」とタトゥを入れている人がいました。あれは日本人には通用しません(笑)。なんとなく意味は伝わりますが。

バスケットの中にも、和製ルール(というか決まりですが)が存在するんですよ。日本のバスケは、高校までですが、ユニホームは4番からじゃないと着用したらだめなんです。1・2・3番は着用出来ないんです。何故だか知ってますか?
[ 2011/09/05 06:52 ] [ 編集 ]
MAYさんこんにちは

バイキングは帝国ホテルのオーナーが映画『バイキング』の中に出てくる食事の形式を見て、そう名付けたのだそうですよ。
その映画がどんなんかは知りませんが。

発音に関していえば、昔、小麦粉のことをメリケン粉って言ってましたよね。昔の人のほうが聞こえたまま発音してたんでしょうね。
[ 2011/09/04 21:29 ] [ 編集 ]
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