ゲーム・ハイライト
VIDEO 1Q 序盤は、レイカーズは外し続け、デンバーは、ローソンが2本、ガリナリが1本の3ポイントを含む、一方的なオフェンスで、13-0のスタートになります。レイカーズの最初のバスケットは、8:25のコービーのジャンパーでした。半ば前には、コービー、セッションズ、イーバンクスが、続けて得点しますが、ローソンの2本の3ポイントを含む、4連続で決められ、半ばには、15点ビハインドにされます。その後、セッションズ、コービーが決めて、終盤登場したバーンズが、いきなり3ポイントを決めて、11点差に追い上げます。コービーの病気で、奮起を期待されたパオは、終盤ベンチに下るまで、打ったシュートが1本も無く、リバウンドも0でした。バーンズの3ポイント以降は、コービー以外は、誰もシュートが決まらず、終了間際には、ブリューワーにレイアップを決められ、30-20の10点ビハインドで、コーターを終了します。
2Q 序盤は、一進一退で進みます。レイカーズは、出足にバーンズのシュートがありましたが、その後は、フリースローでの得点のみで、バスケットがありませんでした。コービーが、9分を切った所で早目に戻ると、直ぐに3ポイントを決めますが、他は、相変わらず外します。半ばに、ヒル、バイナムと、やっとコービー以外が決め追い上げ始め、コービーのジャンパーと、ブレイクのスティールからのファーストブレイクで、コービーがダンクと呼んでも良いのだろうかと疑問に思う様な、手がリングの上にやっと届いて、フワッ投げ入れたダンクを決めます。これで5点差に追い上げますが、ミラーに難しいジャンパーのバンクショットを決められると、バイナムが、ドライブしてくるマギーに、手を出すだけのディフェンスで簡単に抜かれて、ダンクを決められ、直ぐに離されます。終盤には、パオが、このゲーム初の得点をし、セッションズもドライブしてレイアップを2本決めますが、ディフェンスが悪く、オープンのジャンパーをアフラロとローソンに、3ポイントをガリナリに決められ、54-45の9点ビハインドで、ハーフへ。
3Q 開始直後から、ファリード、モズゴフに続けてオフェンシブ・リバウンドを取られます。それでも、何とか守りますが、オフェンスではシュートを外し続け、最初の3分間に無得点だったので、点差をあっという間に離されます。レイカーズは、バイナム、パオのフリースローによる得点はありましが、最初のバスケットは、7:05のコービーのレイアップが最初でした。この時点で、既に18点ビハインドで、その直後には、パオとバイナムに挟まれて、ファリードがしつこくオフェンシブ・リバウンドを続けて取り、レイアップを決めます。リバウンドに対する意欲が、全く違いました。この辺りから、オフェンスでは、ひたすらコービーにボールを渡すことだけで、オープンでも誰も打とうとしないで、コービーにボールを返します。コービーは、続けて決めますが、ディフェンスで全く止められないので、点差が縮まりません。終盤には、ヒルが、コービーからパスを貰って決めたり、セッションズが、ドライブしてファウルを取りますが、それ以外は、バイナムのオフェンシブ・リバウンドからのシュートはあったものの、コービーにパスするか、打っても外すかのどちらかでした。90-68の22点ビハインドで、コーターを終了します。
4Q コービーが休みなしでプレーし、出足に決めますが、ブリューワーに3連続で決められ、序盤で26点差にされます。その後は、ブレイクが今更打っても手遅れだというような3ポイントを決めますが、直後にブリューワーに3ポイントを返され、直後にダンクも決められ、序盤でデンバーの得点が、101点となり、28点ビハインドとなり、直後にコービーがベンチに下がり、イーバンクが登場し、早々とガーベッジタイムとなりました。
コービー:31得点(13-23、3PT=1-4)、4アシスト 昨夜は、一晩中、下痢と嘔吐に悩まされ、朝には脱水状態になっていたそうです。今日になって、下痢は収まったものの、吐き気が収まらないので、水分の補給は、点滴でしていました。アリーナに着いてすぐ点滴をし、ハーフタイムには、2袋の点滴をしました。4Q始めは、22点ビハインドながら、ブラウンに申し出て、頭から休みなしでプレーしました。流石にドライブはきつかった様で、ポストアップからのジャンパーが多かったです。
パオ:3得点(1-10)、3リバウンド 前半、マギーがファウルトラブルだったため、ファリードとハリントンのPFが同時にプレーしている時間帯もあったのに、バスケットにアタックしないで、ジャンパーを打っていました。決まっている時なら、それでもいいですが、決まっていないのに、身長差を活かしたオフェンスをしようとしないです。リバウンドに対する反応は遅いし、長めだと、ボールを見ているだけで、動こうともしません。
バイナム:11得点(4-11)、16リバウンド、4ブロック ディフェンスに戻るのが遅いです。歩いていることもありました。マギーやファリードならスピードがあるので、走り負けるのも仕方が無いですが、モズゴフにも走り負けて、トランジションで楽々ダンクを決められていました。ゲーム終盤のタイムアウト中には、ベンチ暖めのプレーヤーもハドルに入っているのに、1人でベンチの端に座っていました。ゲーム後の番組で、ケニー・スミスが、「精神的にゲームに入っていない。こういうプレーヤーとは一緒にプレーしたくない。」と言っていました。通常、4Q始めはベンチで半ば前に登場しますが、今日は、半ばには、ベンチ暖めを出して、早めのガーベッジタイムになったので、4Qは全くプレーしませんでした。それが気に入らなかった様で、ゲーム後のインタビューでは、「4Qにプレーしなかった。気に入らない。」と言っていました。そんなことを言っている場合かと言いたくなります。
イーバンクス:10得点(4-9、3PT=0-2)、2リバウンド 見た目は良いですが、殆どはガーベッジタイムの得点です。3Q開始時はベンチで、バーンズがプレーし、ガーベッジタイム以外は、1Qに約8分プレーしただけで、シュートは1-4の2得点でした。オープンのジャンパーが決まりません。ガーベッジタイムには、結構決めていましたが。
セッションズ:14得点(4-9、3PT=0-1)、3アシスト ジャンパーに自信がないのか、アウトサイドでしっかりカバーされている訳でも無いのに、コービーにボールを渡すだけのことが多かったです。コービーがベンチの時でも、オープンなのに、ブレイクやバーンズにパスするだけのことが多かったです。それでも、他のプレーヤーに比べたら、よくドライブしてレイアップを打っていました。ビッグマン2人よりは、何とかしようという意識が見られます。
バーンズ:6得点(2-8、3PT=1-4)、5リバウンド、3アシスト 最初の3ポイントを決めましたが、その後が全く駄目で、後半は、アウトサイドでオープンでも打たないで、コービーにボールを渡す専門でした。リバウンドは、よくやっていました。
ブレイク:3得点(1-3、3PT=1-2)、4アシスト、2スティール 24分半プレーして、3本シュートを打っていません。当たっていないプレーヤーが、消極的にならまだしも、当たっているかどうかも分からないのに消極的です。
ヒル:8得点(3-6)、6リバウンド リバウンドに対する姿勢が、パオやバイナムとは雲泥の差です。諦めないで、取りに行きます。
オフェンス アウトサイドが決まらないので、デンバーは、アウトサイドをがら空きにして、ペイントのディフェンスに集中していました。そこで、バイナム、パオに、エントリーパスが入れられないので、パオはジャンパーばかり打っていて、バイナムには入れても、ダブルチーム、トリプルチームされるので、苦し紛れに打つシュートばかりで、ファウルもなかな取れませんでした。アウトサイドは、セッションズ、ブレイク、バーンズが、コービーにパス一辺倒で、コービーからボールを返されても、即座に、又コービーにパスを繰り返し、オープンでも、殆ど打ちませんでした。3ポイントラインの少し内側でも、がら空きにされているのに、それでも打てないで、コービーを探すばかりでした。今更言っても仕方が無いですが、ベンチ得点の差が酷いです。ここまで、246-112で、デンバーはレイカーズのほぼ2倍、1ゲーム平均22点ちょっとです。
ディフェンス トランジションでの、パオ、バイナムの戻りが遅いです。特に、バイナムは、デンバーのプレーヤーが、リバウンドを取って、ドリブルを始めているのに、その後ろから歩いて戻っていることもありました。ボールがデンバーのフロントコートに戻っているのに、レイカーズは、3人又は4人しかテレビ画面に映っていないことがありました。
ピック&ロールディフェンスも相変わらずで、簡単にスイッチしてしまうので、ブレイクがガリナリをガードしていることもありました。
リバウンドでも、48-42の-6と、又負けています。
総括 やる気があるのか、疑いたくなります。ゲーム後の記者会見で、いつもはプレーヤーにお世辞を使う専門のブラウンも、「コービーは脱水症状で、かなり具合が悪いのに、勝つ意思があった。コービーが、両サイドで奮闘して、ルースボールを追ったりしているのを見て、全員が、同じ様に奮闘していないことに、がっかりした。2番目、3番目のプレーヤーは、ドリュー(バイナム)とパオで、現実の問題として、この2人がもっと良くプレーしないと、勝てない。」と言っていました。コービーが病気だから、その分自分達が頑張ろうという意思が全く見られません。それ所か、コービーにボールを渡して任せるばかりでした。まだ、セッションズ、ヒル、バーンズは、リバウンドやルースボールを必死に取りに行く姿勢がありましたが、パオやバイナムは、脚も動かさないで、腕を伸ばすだけで、手に当てて取れなかったり、ルースボールは、最初から諦めて、取りに行かなかったり、誰が病人か分かりませんでした。
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バイナムが、そういうこと言う可能性は大いにあると思いますが、エージェントはそこまでバカではないと思いますよ。それに、コービーをトレードするのは、ビジネス上考えられないです。
バイナムは、both endsで支配力を発揮するゲームは数える程しかないです。オフェンスが良かったらディフェンスはやらないので。両方できますが、両方同時にできないです。
バイナム自身が希少価値を知っているから、適当にしかプレーしないのも、みんな分かっています。だから、これだけファンから憎まれるんです。
パオもバイナムも、レイカーズでプレーする資格がないと思っている人が圧倒的に多いのですが、だからと言って、誰を取るかと言ったら、ビッグマン不足でいないですよね。だから、出したくても出せなくて、それで余計にファンは頭に来るんですよ。
>>akrさん
祈ったかいがありましたね。